パレードブックス本づくり通信98

本の目次。

こんにちは。出版コーディネーターの森です。
気が付けばもう11月…。今年も年間の目標を立てないまま目の前のことをこなしているうちに、2024年が終わりに近づいてしまいました。来年こそはしっかりと年間の目標を立てて、筋の通った1年を過ごしたいと思っていますが、実現できるでしょうか?
さて、今回の特集は「本の目次」。実は本の目次って「年間の目標」と少し似ています。原稿を書き始める前にしっかりと考えておかないと、本の内容がブレてしまうこともあるんですよ。目次を作ったうえで、筋の通った本を作りましょう。

特集

本の要約ともいえる目次。
しっかり作っていい本にしましょう。

目次は本の自己紹介で
広告にもなります。

本を買うとき、どんな本かを知るために目次を見る人も多いのでは?目次を見れば、どのような本なのかがわかります。興味を引くトピックスがあったり、説得力のある構成だったりすると、購入意欲をそそられるもの。反対に、目次が魅力的でないと、せっかく手に取った本でも購入せずに棚に戻してしまうかも…。本の自己紹介であり、本の広告でもある「目次」。魅力的に作りましょう。

本を作る第一歩は、
目次づくりから。

本を作るとき、まず取り組むのが目次の制作です。目次は本の構成そのもの。目次を作らないまま原稿を書き始めると、本全体の一貫性がなくなったり、同じ内容が重複してしまったり、書き進めるのが難しくなることも。まずは目次という設計図を用意してから、原稿を制作することがオススメです。もちろん、書き進めるうちに目次を変更することがあってもOK。また、店頭で手に取ってもらったときに読者に面白そうと思える目次をめざせば、内容もそれに伴って面白くなるはずです。

ジャンルごとに目次を工夫して
魅力ある本に仕上げよう。

論文などは部や章はもちろん、項まで細かく目次にすることが一般的ですが、小説は目次からのネタバレを防ぐために章タイトルのみ掲載したり、章の数字だけを表記することも。実用書なら、読者の興味を引くような意外性のある見出しを目次にしたいですね。ジャンルによって目次の書き方を工夫して、店頭で選ばれる本に仕上げましょう。

コラム

出版コーディネーター竹中の小ネタコーナー。本にまつわる、ゆるーいお話を取り上げてまいります!

11月1日は本の日。

11月1日は本の日です。なぜ、本の日かというと、「11」と「1」が棚に並ぶ本に見えるからということと、「想像、創造の力は1冊の本から始まる」という意味が込められているのだとか。ちなみに世界本の日といわれるサン・ジョルディは4月23日で、全くの別物。本の日は「出版会に新風を」というモットーのもとに作られた書店ネットワーク・書店新風会によって制定された比較的新しい記念日です。この記念日の前後、全国の書店でさまざまなイベントやキャンペーンが開催されています。そもそも秋は読書にうってつけの季節。ぜひこの機会に書店に足を運んでみませんか?

トピックス

「相談はまだちょっと…」という方に。
「よくある質問」

お客様のご質問のなかから、厳選した58の問いにお答えしています。「好きなアーティストの歌詞を引用したい」「本当に書店に並ぶの?」など、出版の参考にお役立てください。

本づくり研究所レポート
「読み型 48手」

本を読む姿勢は十人十色。いいえ、それどころじゃありません。今回は「読み型 48手」と題して、「あるある」から「ねーよ」まで幅広い読書スタイルを集めてみました。

出版コーディネーターが本の魅力を発信!
「パレードブックス出版部日記」

ブログでも新刊本の見どころや、著者の皆さまとの交流を綴っています。ブログ内検索もできるので、気になるタイトルやキーワードで調べてみてください。

今月の新刊

Segue
音楽とともに
生きた
家族の物語

編集:松浦友紀

人生後半は大学院から

著者:中野汐里

地星誌
―天・地・人―
世界を巡って感じた
地星の・人の息吹

編集:長田享一

かかって来い世界
俺と親父と
ロックンロール

著者:大塚直之

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