装画、挿絵、絵本… 本にイラストをつけてみよう。
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本の世界観を広げたり、 文章を補足してくれるイラスト。
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本のイラストには、表紙カバーに使用される「装画」、本文中に使用される「挿絵」、絵本の「絵」などがあります。物語の世界観を広げたり、言葉だけではイメージしづらい状況を瞬時に伝えたり、親しみやすい印象に仕上がったり…。今回は本のイラストをどのように用意すればいいのか、詳しくご案内します!
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表紙カバーのイラストを 制作する際の注意点とは?
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表紙カバーは本の「顔」といえる部分。本の注目度を左右する場所だけに、著者自身がこだわって作ることもあれば、プロや友人に依頼するケースも。本の内容や魅力が伝わるイラストを用意することはもちろん、書名や著者名、帯、バーコードなど、本として完成したときに必要な要素を考えながら描く必要があります。 誰かにイラストを依頼する場合は、完成してから「イメージと違う」ということにならないよう、できるだけ具体的にイラストの内容を考えましょう。登場人物の身長や体形などの容姿、街並み、小物の形…イラストに入る要素は本文と一致していることも大切です。うまい下手は別として、自分自身で一度簡単に描いてみると、人物の設定やポーズなど、依頼に必要な情報が見えてくると思います。
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本文の挿絵は本当に必要か? しっかり検討しましょう。
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「余白部分を埋めるために挿絵を入れたい」という方も多いのですが、本に入れるということは重要な役割があるはず…と深読みするのが読者のサガです。作品にとってあまり必要のないイラストを無理に入れると、読者が混乱することもありますので、挿絵が本当に必要かどうか、じっくり検討しましょう。 絵本の場合は、文章が入る位置を考えながら、イラストを描く必要があります。絵のサイズは実際に印刷するサイズと同じか少し大きく描きましょう。レイアウトの際に調整できるよう、背景を20ミリほど広めに描いておくとGOOD。細かい点は資料をご用意していますので、イラスト制作前にお気軽にご相談ください。
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