書籍の定価のコト。
こんにちは。出版コーディネーターの深田です。 先日、といっても1か月も前ですが、調布FMの「気分はいつもブルースカイ」という番組にラジオ出演し、パレードブックスのサービスやこれまでの思い出などをお話してきました。ラジオ出演は実は今回で3回目(1回は弊社の30周年記念パーティーでの企画ですが)。環境も変われば手法も様々で、今回はアドリブ多めで大変でした。なにかしらの形でアーカイブを残す予定ですので、是非聴いてみてください。 今回の本づくり通信は書籍の定価について。1冊1冊違う本の価格について紹介します。
パレードブックスでは、販売価格を決めるのは著者自身。相場から大きく外れなければ、自由に価格をご設定いただけます。お悩みの場合は、ページ数やサイズなどをもとにパレードブックスから提案していますが、執筆にかかった労力や販売で優先したいことなど、著者によってこだわりポイントは様々です。今回の特集を参考に、ぜひじっくり考えてみてください。
大まかな市場価格をジャンルごとに挙げてみましょう。文芸書サイズの小説やビジネス書は1,500円~2,000円程度が一般的。映画の料金程度が購入しやすい価格帯といえそうです。研究論文などの専門書はもう少し価格が上がり、2,000円~3,000円、中には5,000円を超えるものも少なくありません。これは少ない発行部数で利益を出す必要があることや、リサーチや翻訳権の取得にかかった費用などで値段が上がっていることが多いです。また、絵本は1,000円前後と安価に設定されているものが多くを占めています。
とはいえページ数やサイズ、カラーページの有無などによっても本の費用は変わります。そこでお勧めなのが書店でのリサーチ。大型書店で自分の本が置かれそうな棚をチェックしましょう。ページ数やサイズなども一目瞭然なので、市場価格を把握するのにピッタリです。ライバルとなりそうな書籍より安くするのも良いかもしれません。また、家族や友人に本を読んでもらい、買いやすい価格をズバリ聞いてみるのもお勧め。もちろん、無料出版相談会でのご相談も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください!
総額=税込みの金額の表示が義務化されてから早1年が経とうとしています。表記方法は出版社によって様々ですが、今でも「本体価格+税」表記の本が出回っていることは知っていますか? というのも、全ての書籍を刷り直すのは物理的に難しいこともあり、義務化以前=2021年3月以前に印刷・発行された書籍はまだ「本体価格+税」の表記のまま出回っているのです。1年弱が経って総額表示に慣れてくると、そういった意識は薄れていきますよね。知っている人は知っている、本好きのみが気付ける、という取るに足らないお話でした。実際に購入される際は数百円高く感じることになるのでご注意を!
パレードブックスで本をつくったらどのくらいの価格になるか、質問に答えるだけで概算がわかる手軽な「自動見積もり」をご用意しています。もちろん総額表示です。
パレードブックスでは、「マックス流通プラン」と「アマゾンのみプラン」をご用意しています。詳しい売上金の内訳についても掲載!
こちらは印税について詳しく調べた研究レポート。2015年の売れ筋ランキングも掲載しており、現在の市場との比較も価格決定の基準になるかもしれません。
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