2022年もよろしくお願いいたします。

新年あけましておめでとうございます。出版コーディネーターの森です。
年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか？私は2年ぶりに実家に帰省することができました。やはり家族や親戚と顔を合わせての食事は嬉しいものですね。仕事柄、帰省する度に「本を作ってみようかな」という相談を受けます。近況報告はし合えても、家族の歴史をじっくり語り合う…という時間まではもてないことが多いもの。その点、本にまとめておけば伝え逃す心配もありません。
今回のメルマガの特集は「私が自費出版した理由」です。「家族の歴史を残したい」という理由はもちろん、お客様から伺うことが多い出版の理由を3つのケースに分けてご紹介いたします。

「私が自費出版した理由」
主な3つのケースをご紹介

まずは、ご自身の半生や経験を本という形に残したい方。家族や友人と会話する機会はあっても、自分の人生を語りきることは難しいもの。ご自身で書いた文章や写真、イラストなどでまとめれば、余すところなく語ることができます。デジタルとアナログの両方で保管している写真を1冊におさめたり、家系図を作成したり、大事な賞状や書類などを掲載したり、散逸している情報を1冊にまとめて残すことができるところもポイントです。

次に、自分自身や自社をブランディングしてPRしたい方。特に、これからビジネスを始める方に自費出版はぴったりなんです。新しい事業を始めるにあたり、最も重要なのは事業計画。そのマインドをしっかり本に残しておけば、その後の考えがブレることもありません。忙しくてご自身で書けないという場合は、ライターによるライティングプランもご用意しています。書店流通を行って広告としての利用も可能！名刺代わりに配るなど、本があなたのビジネスの土台となります。

最後に、ご自身の趣味やライフワークを本にしたい方。小説やエッセイはもちろん、旅行本、論文、作品集などジャンルは様々。本づくりを通して世界がさらに広がるかもしれません。また自費出版した本が反響を呼び商業出版へのステップアップに繋がることも！？ご自身の原稿に自信が持てない場合は、リライトや校正校閲プランを利用して、専門家からの指摘を受けることも可能です。本づくりのはじめの一歩として、ご希望をぜひパレードブックスにお問い合わせください。

１坪の土地から生まれるバーチャル書店。

昨年からよく耳にする「メタバース」や「VR」の波が出版の分野にも押し寄せてきているようです。
その先駆けとなるのが、株式会社Xが提案・支援するバーチャル書店。VRヘッドセットを装着すると目の前に広がるのは1,000冊の書籍！気に入った書籍を選ぶとその場で購入手続きをすることができて、数日でお手元まで配送される仕組みだそうです。従来のインターネット書店では体験しづらかった直感的な本との出会いが可能になりそうですし、なにより書店のなくなってしまった地方でも、新たな形で書店が復活するのは素敵なことですね！実用化が待ち遠しいかぎりです。