
Category : 文章を書くコツの話
誤字脱字がこわいです!
せっかく時間もコストもかけてつくった本に、誤字脱字がたくさん残っていたら…考えるだけでヒヤッとしますよね。
でも、ちょっとした工夫で、誤字脱字はグッと減らすことができるんです。
今回は、カンタンにできる校正のコツを伝授します。
頭をリセットして、新鮮な目で読んでみよう!
まず、最も手軽な方法は、読み返すタイミングを意識すること。
例えば、書き終えたら少なくとも数時間、できれば一晩寝かせてください。時間を置くことで冷静になれて、より客観的に文章をチェックできるようになります。
「あれ、ここ少し違和感があるかも?」といった表現や内容の細かい部分にも気づけるはずです。
一文字一文字を意識できる、音読の効果。
「読み返しても誤字が見つからない!」ということもあるかと思います。
そんな時に試してほしいのが、声に出して読む方法。
声に出さない「黙読」だけだと、ついつい見逃しがしてしまう誤字も、一文字一文字発音してみると「あれ、なんか変だな?」と気づけることがあります。
つながりがぎこちない部分や句読点の不足なども、声に出して読むことで改善点が見えてきます。
最終手段! 第三者の力を借りよう。
誤字脱字チェックに便利なのが、オンラインの文章チェックツール。補助的に使うことでチェックの精度が上がります。無料で利用できるものも多いので試してみる価値ありです。
それでも不安なときは、家族や友人に読んでもらいましょう。自分では気づかない部分も、第三者なら気づいてくれることも。照れくさいかもしれませんが、他人の目を借りることは重要です。
さらに精度を上げたい場合は、「校正校閲」がオススメ。費用はかかりますが、プロの視点から的確なアドバイスがもらえますよ。